以前テレビで旅ものの番組を見ていたら
福岡の鹿児島本線折尾駅のかしわめしが取り上げられていて
おいしそうだと思った。

そのかしわめしが食べられる日をついに迎えた。
折尾駅に併設されている東筑軒のかしわめしの売店に行き
一番小さな630円のかしわめしを買った。

新幹線の中で、私は念願のかしわめしを食べた。
びっしりと丁寧に敷かれた鶏肉、錦糸たまご、刻みのり。
どこから箸を入れようか迷う。そして鶏肉を食べる。

想像していたものよりもしっかりとした味だった。
自分で作る鶏肉のそぼろと炒り卵入りの2色弁当は
なんて粗末な味だったんだろうと思う。
自分でそぼろを作ると味付けは適当、調味料が鶏の味に勝ってしまい
鶏らしきものを食べているという感じになってしまう。

このかしわめしはちょうどよいしょっぱさと甘さ。
しょっぱさと甘さの行き過ぎがない。
太すぎず細すぎずに切られた鶏の歯ごたえは
そぼろよりもずっと好きだ。
そして、下に敷き詰められた味付けご飯から
鶏肉のやさしい香りがする。

もう一度食べたい。

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